ヒューマンインタフェース及び演習 (Y150) シラバス

授業科目名担当教員名
ヒューマンインタフェース及び演習
(Human Interfaces Practicum)
竹林洋一
(TAKEBAYASHI, Yoichi)
分担教員名所属・研究室オフィスアワー
情報科学科・J2329 随時対応
講義番号科目区分 (必修・選択)対象学年授業形式学期曜日・時限単位数
Y150 CS(選択),IS(選択) 3-4 講義・演習 後期 水1-4 3
キーワード ヒューマンインタフェース、マルチモーダル、インタラクション
授業目的と目標
人間にとって望ましいヒューマンインタフェースを実現するための技術と実装方法を学ぶ。日進月歩の情報通信技術、ヒューマンサイエンス、システムデザインが融合的に関わっており、人間と機器システムの界面としてのインタフェースに加えて、ハードとソフトを融合した価値の創出を対象とする。人間という観点で情報技術を考える本講義と実践的演習を通じて、ヒューマンインタフェース設計の多面的な力を身につける。
学習内容授業計画
ヒューマンインタフェースに関わる3つの分野の講義と演習とが連携しており、(1)人間の知覚や推論、(2)人間中心のヒューマンインタフェース実現のための各種要素技術、(3)マルチモーダルヒューマンインタフェースのデザインについて学べるように構成されている。
ヒユーマンインタフェースは様々な情報学と関連しており、デバイスからメディア、知識、コンテンツまで幅広い分野と関わっている。その多面性と重要性とを認識し、今後の進化についての理解を深めるために、密度の濃い調査や実践的作業を伴う課題を個人またはグループに出すことにしている。受講者が毎回時間をかけて試行錯誤を繰り返すことによって、実世界指向のヒューマンインタフェースを実現するための実力が身につくような構成とした。
本授業科目では、講義と演習ともに実践的で作業量の多い内容を含んでおり、人間社会指向のヒューマンインタフェースに関する知識と技能とを併せて習得することを狙っている。
1.ヒューマンインタフェースとは何か、関連分野は何か
2.人間について(1):認知的特性、メタファ、概念モデル
3.人間について(2):知識、常識、推論
4.人間について(3):社会的側面、組織的側面、感情モデル
5.HI要素技術(1):センサ、入力デバイス、信号処理技術
6.HI要素技術(2):音声メディア、音声認識、音声合成、音声情報処理、音声対話
7.HI要素技術(3):画像メディア、文字認識、画像認識
8.HI要素技術(4):知識メディア、ナレッジマネージメント
9. マルチモーダルインタフェース・デザイン(1)
10. マルチモーダルインタフェース・デザイン(2)
11. マルチモーダルインタフェース・デザイン(3)
12. マルチモーダルインタフェース・デザイン(4)
13. ヒューマンインタフェースの進化
14. まとめ

教科書 教科書は指定しない
参考書 心の社会、Emotion Machine、人工知能学事典
成績評価の
基準と方法
ヒューマンインタフェースの実習状況やレポート提出の提出物
ミニプロジエクトの貢献度及び期末テスト
によって、ヒューマンインタフェースのデザインについて実践力があるか評価する
予習・復習 毎回課題を出し、2時間程度の準備が必要、ミニプロジェクトでヒューマンインタフェースを実践する
受講要件 科学科の学生は「ディジタル信号処理」(X380) または「パターン認識」(Y100) 、社会学科の学生は「知識システム論」(X141, X142) または「アルゴズムとデータ構造II」を受講していること
関連授業科目 「ディジタル信号処理」(X380) 、「パターン認識」(Y100) 、「知識システム論」(X141, X142)
その他 教職免許取得に必要な科目(教科に関する科目)である

JABEE 学習教育目標

時間配分:
20%
(A) 論理的思考能力,理解力,表現力,問題発見能力, および問題解決に向けての実践力を総合的に養い、 新しい学問分野である「情報学」の発展に貢献できる基礎的能力を養成します。
ヒューマンインタフェースの情報学における役割を理解し、人間社会への貢献方法を説明できるかどうか試験する
時間配分:
20%
(D) コンピュータやネットワークの原理およびシステム科学技術を修得し、 及びその多面的な応用能力を養成します。
ヒューマンインタフェースの要素技術と研究動向について、他の人に説明できるレベルで理解しているかどうかを、レポートと試験により評価する。
時間配分:
30%
(E) 高度情報化がもたらす人間,社会, 文化等への影響に関する深い洞察力を養成します。
ヒューマンインタフェースの正負の両面を理解しているかどうかを、レポートと試験により評価する。
時間配分:
30%
(F) 情報科学,情報社会学をバランスよく修得し、 人間・社会・文化と調和する情報システムを開発、設計、 分析できる能力を養成します。
対話システムの設計について他人に説明する力がついているかどうかを、ミニプロジェクトとレポートで評価する。

オンライン版のシラバスは参考のために掲載しています。